「あふふ、あへはは」
「ふへーは!」
「はほほ、はは」
「はふはふは、ふへほほは」
「ふへは、ほほはふふひ」
「ほぁ、ひほほはほ!」
「ほへへは!」
「ふは? はひふへっほ?」
「ほへへほ!」
「はふ。てか、熱いの食べながら喋んなきゃいい話じゃんか!」
「はへはへ!」
「だろ?」
「ほだね! 何で今まで気づかなかったんだろうね!」
「だな! 10分は全部は行だったな!」
「ね! は行タイムだったね!」
「そこは行時間でよくね?」
「行時間?」
「そこ『は行時間』でよくね? って言ったんだよ!」
「あっそういうことね!」
「わかるだろ、話してんだから!」
「沙羅魅が言いたいのは読者にはわかりづらいってこと!」
「まあな」
「でもさぁ、は行時間はないんじゃない?」
「なんでたよ?」
「なんか始業時間ぽいじゃん!」
「ぽくねぇし!」
「ぽいよ〜!」
「始業とし行ってことか?」
「そうそう! ややこしいの!」
「待てよ、その前にし行ってどんなんだよ?」
「にし行って?」
「その前に『し行』ってどんなんだよってことだよ! 何で急に西に行くんだよ?」
「なんかの隠語的な?」
「西が何の隠語だよ?」
「西は四ぽいから、4番的な?」
「4番ってなんだよ?」
「4番って言ったらバッター!」
「バッターと言ったら打席?」
「打席の前に行くとこ!」
「ネクストバッターズサークル?」
「それそれ!」
「そういうことか!」
「そゆこと〜!」
「で、し行ってなんだよ?」
「しの行に決まってるでしょ?」
「しの行はねぇだろ?」
「あるよ〜。た行とかさ行とかか行とか」
「それは全部母音あだろ?」
「し行は?」
「母音いだろ」
「ほら、いきしちにの行だよ!」
「どゆことだよ?」
「いきしちにの行ってこと!」
「それい行じゃね?」
「それでいいじゃん!」
「いやいや、今し行の話だろ?」
「そだっけ?」
「そだし!」
「つまり、し行は始業ってことだよ!」
「何もつまってねぇし、話戻ってるし!」
「だから、始まったってこと!」
「始業だからか?」
「そゆこと〜!」
「そゆことか!」
「そゆこと〜!」
「おめぇ考えんの面倒になっただけじゃねぇ?」
「つまり、そゆこと〜!」
「トッピングカップル し』