柄の名は

投稿日:2019-07-14 更新日:

「あっ、ヒョウ柄!」
「は? どこだよ?」
「ほらあそこ!」
「どこだよ!」
「あのシュワちゃん!」
「は? あれ迷彩柄な」
「そうとも言うよね!」
「そうとしか言わねぇし!」
「ゆうよ〜」
「言わねぇ、ヒョウ柄って言ったら大阪のおばちゃんだぜ」
「うわ、出た! 公ちゃんの人種差別!」
「いやいや、今のは大阪のおばちゃんを差別してるわけじゃねぇし!」
「してるよ〜、大阪のおばちゃんでヒョウ柄じゃない人だっているのに〜」
「別にオレは変な意味で言ってるんじゃねぇよ、ただのわかりやすい例えだろ?」
「違う、公ちゃんは大阪のおばちゃんの敵だ!」
「いや、オレは大阪のおばちゃんに友好的だぜ? この前なんてアメちゃん断らないでちゃんともらったし!」
「それはいつもの貧乏性でしょ!」
「貧乏は関係ねぇ!」
「てか、どこの女にアメちゃんもらってんのよ!?」
「そこ嫉妬するなよな!」
「してない! ただ沙羅魅もアメちゃん欲しかったってこと!」
「知るかよ!」
「知っててよ!」
「この前一人の時に道を教えてあげたらもらったんだよ!」
「じゃあ、なんでその時に沙羅魅の分ももらっといてくれないの?」
「そこにいねぇおめぇの分までなんでもらうんだよ? てか、おめぇの方が貧乏性だし!」
「沙羅魅は金持ちだもん!」
「今話してんのは心根の問題な!」
「で、その女は若かったの?」
「だから、おばちゃんだし!」
「どんな?」
「ヒョウ柄だよ!」
「!」

「ってわけで、大阪のおばちゃんがヒョウ柄をけっこう着るの認めろよな」
「わかったよ〜、認めるよ〜」
「ちなみに、一番ヒョウ柄の服を購入してるのは埼玉県民っていう噂もあるぜ!」
「それなら、ヒョウ柄と言えば埼玉県民だね!」
「だな! ヒョウ柄と言えば埼玉県民だな!」

「てか、おめぇ自衛隊のことヒョウ柄着てると思ってたわけ?」
「うん」
「シュワちゃんがプレデターと戦う時ヒョウ柄にしてたと思ってたわけ?」
「うん」
「サバゲーやる人達のことみんなヒョウ柄だと思ってたわけ?」
「うん。だって父上がずっとヒョウ柄ヒョウ柄って言ってたんだもん!」
「それあるえるな!」
「でしょ、今度父上にあれは迷彩って言うんだよって教えてあげよ!」

 

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