沙羅魅は左利き天才肌!

投稿日:2019-11-10 更新日:

「ねぇ、公ちゃん。箸を持つ手が右手だっけ?」
「たぶんそうじゃん」
「たぶんじゃ困る~」
「じゃ、五分五分でそうじゃん」
「五分五分ってことはつまり右が箸を持つ方ってこと?」
「そうなるな」
「じゃあこっちが右でいいんだよね」
「それはちげぇだろ」
「え、なんで?」
「だっておめぇ左利きじゃん」
「え、そうだったの?」
「おめぇ自分のことだろ。知っとけよ!」
「でもさ~、箸持つ方が右ってことは右利きだろうが左利きだろうが箸を持った方が右じゃない?」
「お!」
「でしょ?」
「やべぇ! 今日は完全に論破されたわ」
「うそ~! 勝ったー!」
「くそ! 沙羅魅にさらっとやられたぜ!」
「公太郎さん。だから爪が甘いんですよって言われるんですよ~」
「ちなみに、そこ『詰め』な」
「もう~。負け惜しみしちゃって~」

「てか、おかしいだろ!」
「え、今回は沙羅魅の完全試合でしょ?」
「いやいや、そこじゃねぇし」
「え、どこ?」
「おめぇが左利きだから箸持つ手も左になるはすだろ」
「うそ~。箸を持つ手が右ってピタゴラスの定理が当てはまるんじゃないの?」
「は? ピタゴラスの定理は半径×半径×3.14だろ。理系なめんなよ」
「あ、そっか。じゃあどうなるの?」
「そのまんまだよ。右利きが箸持つ手が右で、左利きが箸持つ手が左になんだよ」
「あ~。それわかりやすい!」
「定理はシンプルなのがいいんだぜ!」
「じゃあ、両利きの人は?」
「は!? せっかく消えた火に油を注いでんじゃねぇよ」
「言うよね。火に油を注ぐってw」

「じゃあ、大谷選手がいるだろ」
「え! 翔くんって両利き?」
「わかんねぇけど、ピッチャーとバッターやるから両打ちだろ。で、奴がバッターボックスに入ったところを想像したらわかりやすいだろ!」
「あ、その手があるね!」
「つまり大谷選手が右打ちの時は右側、左打ちの時が左側に立ってるってことだよ」
「えっと、どっち側にたったら右打ちなの?」
「だから右側だよ」
「え、ますますわかんない」
「だったら、右利きの人が箸持つ方の手側にたった時が右打ちって考えたらいいだろ」
「なるほど~」
「つまりおめぇが右打ちを導き出すには、自分が箸を持ってる手と反対側が右な訳だから、お椀を持ってる手側に大谷選手が立つと右打ちってことだよ」
「わー、ややこしや~」
「これぐらい簡単だし!」

 

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