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かにあり

2019/11/18

ドッテテドッテテ、ドッテテド 獲物を担いだ男たち ドッテテドッテテ、ドッテテド 行進しながら帰ってく 霧がぽしゃぽしゃ降る朝に出かけ 彗星がギーギーフーギーギーフー流れる夜に村に着く 月の明かりは、ツンツンツン 星の光の、ピッカリコ 青くぺかぺか光ったり消えたり グララアガア、グララアガア 足を踏み鳴らす 地面の底から何かのんのんわくような響き 先頭の男が鈴をがらんがらんがらんがらんと振る 後ろの方の鈴はツァリンツァリンと鳴り、馬はポカポカ 村の前ではこどもたちがどやどや出迎える 女たちは大きな木鉢へ葡萄 ...

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new 算数 真剣勝負 食べ物 迷惑行為

パセリちゃんごめんね

2019/11/15

「あ〜!」 「沙羅魅どうした?」 「パセリ超邪魔!」 「おい、パセリに失礼なこと言うなよな!」 「なんで~、緑だし臭いし変な形だしウルトラ目障り~!」 「おいおい、農家の方々が一生懸命作ってるんだからそういうこと言うなよな!」 「なくていいじゃん、パセリ。見栄えとかそんなのいらない!」 「おめぇやけにパセリに厳しいな?」 「だって、パセリってテレビみながら唐揚げ食べたり、眠りながら唐揚げ食べてたら勝手に口の中に入ってくるんだもん!」 「それはちゃんと見ながら喰わねぇおめぇが悪ぃし」 「そんなことないよ。ち ...

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new 言葉 スポーツ

沙羅魅は左利き天才肌!

2019/11/10

「ねぇ、公ちゃん。箸を持つ手が右手だっけ?」 「たぶんそうじゃん」 「たぶんじゃ困る~」 「じゃ、五分五分でそうじゃん」 「五分五分ってことはつまり右が箸を持つ方ってこと?」 「そうなるな」 「じゃあこっちが右でいいんだよね」 「それはちげぇだろ」 「え、なんで?」 「だっておめぇ左利きじゃん」 「え、そうだったの?」 「おめぇ自分のことだろ。知っとけよ!」 「でもさ~、箸持つ方が右ってことは右利きだろうが左利きだろうが箸を持った方が右じゃない?」 「お!」 「でしょ?」 「やべぇ! 今日は完全に論破され ...

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他の小説

ハロウィンの夜のMONSTER

2019/11/4

令和X年 10月31日23:30。 いつもより人の多いスクランブル交差点を抜け警察と訳のわからない格好で奇声をあげる若者を横目に道玄坂を登って行く。待ち合わせの時間は特にないが、すでに仲間達が集まっているであろう店を人混みを抜けながら目指す。 わざわざこんな日に集まるなんて大学生とは面倒臭い。時間とお金を浪費して今を楽しむのもそろそろ終わりにしないといけないし、今日が最後だと自分に言い聞かせてみる。実際に最後になるのかは誰にもわからないが......。 人の化けたモンスターとスマホのドラクエウォークのモン ...

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言葉 雑学 食べ物

○グダディの話

2019/10/28

「え、ビッグダディ死んじゃったの?」 「は? いつだよ?」 「昨日だよ!」 「いやいや、死んでねぇだろ!」 「だって、トランプ大統領が会見してたじゃん!」 「それバグダディな!」 「ほら〜!」 「ほらじゃねぇよ。別人だし!」 「なんで? ビッグダディ、バグダディ。ほら同じ!」 「ほらじゃねぇよ。別人だし!」 「なんで? ビッグダディ、バグダディ。ほら同じ!」 「ほらじゃねぇよ。別人だし! ループしてるし!」 「なんで? ビッグダディ、バグダディ。ほら同じ!」 「ほらじゃねぇし! 違うもんは違うの!」 「ど ...

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行事 食べ物 マンガ

ハロウィンどうする?

2019/10/27

「ハロウィンなんの仮装しようかな!」 「は? あれは子どもが仮装するもんだろ?」 「公ちゃんは昭和の人なの? 今はみんなで仮装してパレードするの!」 「それはイベント会社が儲けるための策略だろ?」 「そうなの? でも、楽しいからいいじゃん!」 「楽しければいいとか、おめぇは単純でいいな」 「えへ、それほどでもないよ!」 「褒めてねぇし!」 「マーベルのキャラとかディズニープリンセスは誰かと被るよね〜」 「だな。どこかの子どもと被るな」 「バンパイアかドラキュラどうかな?」 「それもメジャー過ぎて被るだろ? ...

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国語 言葉 真剣勝負

ことわざクイズ!

2019/10/25

「寝耳に?」 「水!」 「さすがにこれは簡単だったな」 「沙羅魅だってこれぐらいわかるもん~」 「ま、そうだよな。基本だよな」 「うん。経験者は語るってやつだよ~」 「焼け石に?」 「肉!」 「そうそう、溶岩プレートの上で焼いた肉はうまいらしいな」 「あれ美味しいよね~。肉が本当に柔らかく焼けてるんだよね~♪」 「は? おめぇそれ喰ったことあんのかよ?」 「あるよ~♪」 「ふざけんなよ、ひとりでうまいもん喰ってんじゃねぇよ!」 「父上のおごりだよ♪」 「そういうことか、羨ましいな」 「美味しすぎてほっぺた ...

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映画 迷惑行為 アニメ マンガ

我輩は沙羅魅である

2019/10/15

「ねぇねぇ、沙羅魅すごいことに気がづいた!」 「今度は何だよ?」 「プーさんがはちみつの中に閉じ込められて死んじゃったら琥珀になるんじゃない?」 「な、なんだと!」 「え、やっぱり理系からしたら、それはないかな?」 「いやいやいやいや! それマジあるえるし!」 「でしょ~! やっぱ、マジあるえるよね!」 「あいつは人様の家から出ようとしてお尻が引っかかるぐらいだから、はちみつに入ったらぜってぇ2度と出られねぇ!」 「だね! 本物のハニートラップだね!」 「あぁ、本物の『お前を琥珀にしてやろうか!』だな!」 ...

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お金 言葉 迷惑行為

ぶらり駄菓子屋訪問

2019/9/18

「駄菓子屋初めて!」 「マジかよ?」 「本当本当!」 「おめぇ、オレと小学校の時に遠足のおやつ駄菓子屋に買いに行ったし!」 「あっ、そんなこともあったかかも!」 「じゃあ、初めてではねぇな!」 「そだね!」 「これ美味しそうじゃない?」 「子どもには美味しいだろうな」 「え、ラムネだよ!」 「あぁ、ラムネだな」 「こっちのは?」 「喰いたきゃ買っちまえよ」 「本当?」 「駄菓子屋はコスパいいから好きなだけ買っちまえよ」 「オッケー!」 「おっ、それ買うのか?」 「うん!」 「それもか」 「うん! 後これも ...

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国語 算数 雑学 動物

人と馬

2019/9/15

「え、わかんない!」 「わかるだろこれぐらい?」 「公ちゃんの説明わかんない!」 「これなら中学生でもわかるぞ!」 「小学生でもわかんないと沙羅魅もわかんない!」 「しょうがねぇな」 「早く、もう1回!」 「つまり、15枚のカードを3つの山にするだろ」 「うん」 「1つの山は5枚になっていて、3回繰り返すと端っこにあるカードでも必ず真ん中に来んだよ!」 「え?」 「わかんねぇか〜」 「文字だけじゃわかんないよ!」 「いやいや、見せてるし!」 「読者には見えない!」 「それはしょうがねぇ!」 「あと、途中か ...

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閉店時間まで帰らないふたり

投稿日:2018-11-28 更新日:

「なにこのソース!? 豆乳みたい!」
「いけるな! これ豆腐すり潰したやつみたいだぜ!」
「え、これお豆腐なの!?」
「そうそう。豆腐をすり潰してソースにしたらしいぜ」
「本当に豆乳みたいだね~」
「まぁ、どっちも元は大豆だもんな」
「お豆腐なのか~、沙羅魅豆乳かと思ったよ~」
「だな」
「まさかこれがお豆腐だったなんてね~」
「だな」
「本当に豆乳みたい!」
「そろそろ他の感想も言えよな」
「豆乳! かと思ったらお豆腐!」
「おめぇさっきからそればっかじゃん!」

「すごいよこれ! きっとみんなだまされるよ!」
「いやいや、メニューに書いてあんだからそれはねぇだろ」
「え~、そんな細かいところまで誰も見ないよ~」
「これぐらい見るし。てか、おめぇ説明書読まないで使い方わかんなくなって文句言うタイプだろ」
「え~、普通の人こそ説明書なんて読まないよ~」
「読むし。だからおめぇ読解力がどんどん風化してくんだよ」
「風化しないもん~。沙羅魅永久不滅読解力だもん~」
「おめぇはもんもんもんもんでやっぱ文句言うタイプじゃねぇかよ」
「ちがうもん、文句じゃないもん。ご意見だもん!」
「つまりクレームってことだろ」
「じゃあ、文句とは違うってことでしょ」
「はぁ? おめぇ文句言うやつのことなんて言う?」
「モンペ!」
「は? それは服だろ」
「え、なんで服? 誰が着てんの?」
「もんぺって言ったらせつ子だろ」
「え、どこのせつ子よ?」
「せつ子って言ったら火垂るの墓だろうがよ」
「あ~、それはちがうよ~」
「はぁ? 何が違うって言うんだよ」
「火垂るの墓のセツコは節足動物の節子だよ」
「はぁ、そこかよ。そこまで知るかよ」
「知っといてよ~。ホタルもハエもゴキブリも節足動物って公ちゃんが言ってたじゃん!」
「おめぇ食事中に汚ねぇ虫の話すんじゃねぇよ!」
「やだ~、虫の話で嫌がっちゃうなんて公ちゃん女々しい~」
「別に女々しくねぇし!」
「女々しくてつらいね~」
「辛くもねぇし!」

「で、何の話してたんだっけ?」
「それはこのソースが豆腐って話だろ」
「え、これ豆乳かと思ったら豆腐だったの!?」
「そうだよ。メニューに書いてあんだよ」
「へぇ、でもメニュー見なくても普通の人は気づくんじゃない?」
「おめぇ、読解力より記憶力のが風化してるんじゃね?」
「ちがうもん! 記憶力が風化したんじゃなくて劣化しただけだもん!」
「はいはい。わかりました」
「もう~。あっ......」
「おい、ホタルイカをテーブルに落としてんじゃねぇよ」
「ちがうもん! 落としたんじゃなくてちょっとはじいちゃっただけだもん!」
「いやいや、明らかにはじいたんじゃなくてドロップしただろ」
「ちがうもん! ドロップちゃう! はじきだもん!」
「あ、それだ! 今火垂るの墓の話してたじゃん!」
「あっ、してたね! でも、なんでだっけ?」
「なんだっけか。パッとしない映画だから思い出せねぇな」
「あっ、火垂るの墓の『火垂る』が何で漢字なのかってやつじゃない?」
「そりゃ簡単だろ、あれだよ」
「あれって?」
「ホタルの墓って書くとヒカルの碁と紛らわしいから漢字にしたって話」
「なるほど~! ホタルの墓とヒカルの碁って超似てるね!」
「だな」

「あっ、仰げば尊し」
「だな。そろそろ帰るか」
「うん。帰ろ~」
「で、おめぇこの歌うたえんの?」
「うたえる~。おおげばとおとし♪ 窓の雪♪ ふみ読む月日♪ かさねつつ〜♪」

 

 

『トッピングカップル14.4』

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