「問題です！」
「またかよ」
「またまただよ！」
「で、なぞなぞか？」
「それそれ！」
「で？」
「さて、キスしてるみたいな花はなんでしょうか？」
「なんだよその簡単な問題！」
「え、もうわかったの？」
「わかるし！ それ知る人ぞ知る超有名なやつじゃん！」
「たしかにみんな知ってる花だけど本当にわかったの？」
「みんなは知ってねぇけど、わかったぜ！」
「じゃあ何？」
「正解は……」
「越後製菓！」
「そのパブロフの犬もう止めろ！」
「ペネロペ！ ついクセでね！」
「そこテヘペロだろ！」
「テヘペロは死語だからペネロペに転生したの〜！」
「てか、正解はサイコトリア· ペッピギアーナだろ！」
「え？」
「は？」
「違うよ〜」
「ちがわねぇし！ キスしてるみたいな花はサイコトリア· ペッピギアーナしかねぇし！」
「沙羅魅そんな花知らない！」
「マジかよ？ 他にあるっていうのかよ？」
「あるある！ もしかしたら、問題がややこしかったかもしれないね！」
「それは問題じゃねぇと思うぞ！」
「え、問題だよ！」
「いやいや、オレが言いたいのは問題がややこしいややこしくないに関わらず、問題に何の問題もねぇってこと！」
「え、問題に問題があったから問題を正しく答えられない問題が起きたんでしょ？」
「そうかもしれねぇけど、問題が問題って問題じゃねぇだろ！」
「もう、問題の問題が何なのかよくわかんないから、もう一回言うよ！」
「お、おぅ！」
「キスしてるくちびるみたいな花の名前は何でしょうか？」
「は？」
「何？」
「それどう考えてもサイコトリア· ペッピギアーナ以外ねぇじゃん！」
「だから、沙羅魅そんな花知らない！」
「知らねぇなら問題になんねぇじゃねぇか！」
「なるよ！ だって、正解はチューリップなんだもん！」
「あっ、そういうことか！」
「そゆこと！」
「そういえば、なぞなぞってダジャレだったな！」
「そうだよ、サイコメトラー・ヘルパンギーナなんて誰も知らない！」
「サイコトリア· ペッピギアーナな！」
「なにそれ？」
「これだし！」
「あっ、リアルキスしてるくちびるみたいな花！」
「だろ！」
「チューリップよりキスしてた！」
「だろ！」
『トッピングカップル sp』
で、サイコトリア· ペッピギアーナの正体はこれ！
