子門真人は歌上手すぎじゃない?ていうか声がいいよね!

投稿日:2019-01-12 更新日:

「あ、黄色いちょうちょ!」
「あれはモンキチョウだな」
「え、モンシロチョウの黄色バージョンだから?」
「もちよ、もち! モンチッチよ」
「あ、あのかわいいサル!」
「中国語だと萌趣趣なんだぜ」
「え、なにそれ?」
「萌趣趣」
「よ、読めない!」
「デザイナーはワシの良春っていう人らしいぜ」
「え、ガッチャマンの?」
「ガッチャマンのデザインはしてねぇだろ?」
「ちがくて、コンドルのジョーとか白鳥のジュンとかと一緒でガッチャマンの一員でしょ!」
「あ、マジか! 科学忍者隊と兼業でデザイナーもしてたのな!」
「すごいねぇ~」
「ワーカホリックだな!」

「てか、おめぇガッチャマンなんてよく知ってるな」
「だってかっこいいじゃん!」
「そうなのか?」
「歌が子門真人なんだよ!」
「あぁ、たいやきくんな」
「ちがうよ、仮面ライダーだよ!」
「昔のはよく知らねぇな~」
「あと空手バカ一代」
「さすがに古くて知らねぇな~」
「あとザゼムソングオブウルトラセヴンとか!」
「は?」
「セブ~ン、セブ~ン、セブ~ンってやつ!」
「あぁ、ウルトラセブンな」
「え、それとはちょっと違うんだよ」
「は? 同じだったじゃん」
「ファ~ロ、マンザギャラックシ~って歌詞だよ」
「ぶは! なんだそりゃ!」
「だから。ファ~ロ、マンザギャラックシ~って歌詞なの!」
「ぶは! マジうけるし!」
「ちょっと~、沙羅魅ちゃんと完コピしてるのに笑わないでよ~」
「いやいや、さすがにそれはねぇわ~」

「ここからオレのターンな」
「うん」
「モンキチョウっていうのは実はモンキーから来てるんだぜ」
「え、モンキーってサルってこと?」
「もちよ、もち。モンキッキーよ」
「......」
「そこはスルーかよ!」
「だって、公ちゃんのターンだから」
「まぁ、触れなくていいけどよ」
「サルだけにお触るなってことね♪」
「特に書くことねぇしな」
「書くって言ったら書道家になったんじゃない?」
「誰が?」
「コアラじゃない方」
「あぁ、地獄に落ちなくてほんとよかったな」
「クリームシチュー食べたいな~」
「おい、それは関係ないやつだぞ」
「え、うそ!?」
「ホントだぜ。やつらは気分は上々で自分達から名前変えたんだぜ」
「よく知ってるね、そんなこと」
「まぁな。これくらい朝飯前だし」
「あぁ、またご飯の話したらお腹すいちゃった」
「いやいや、ご飯の話してねぇし」
「いっぱいしたよ~。たい焼きとかコアラのマーチとかクリームシチューとか!」
「コアラのマーチはしてねぇだろ」
「あ、ハッピーターンか!」
「とりあえず晩飯にするか」
「やった~! 中華食べたい~!」

 

 

『トッピングカップル 77』

 

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