「公ちゃん。タピオカプディングって知ってる？」
「あぁ、バエ〜だろ？」
「ちがうよ〜、ピーナッツだよ！」
「は？ 豆しか合ってねぇじゃん」
「豆？ どこら辺が？」
「タピオカは豆じゃん、ピーナッツも豆じゃん、ほら！」
「あっ、そっち系ね〜！」
「他に何があんだよ？」
「え、スヌーピーだよ！」
「スヌーピーだと？」
「スヌーピーだよ！」
「犬だし！」
「犬だよ！」
「で、なんだよ？」
「スヌーピーだよ！」
「待て待て、話が進まねぇ！」
「それは公ちゃんが分からず屋だから！」
「いやいや、おめぇの説明情報量が少な過ぎだし！」
「スヌーピーはもう答えだよ！」
「だから、どういうことだよ！」
「スヌーピーのマンガの中にタピオカプディングちゃんっていう子が出て来るの！」
「つまり、タピオカプディングっていうのはキャラクターの名前ってことか！」
「そう、それそれ！」
「なんだよ、タピオカがつくからまた渋谷かどこかに食べに行こうって話かと思ったじゃねぇかよ！」
「もう〜、公ちゃん食いしん坊万歳天気の子！」
「わかりづれぇし、間違ってるし！」
「どこが？」
「食いしん坊キャラは沙羅魅だろ？」
「そだね！ 早速渋谷にタピオカ吸いに行こう！」
「だな！ 今日も渋谷にタピオカ吸いに行くか！」
『トッピングカップル 555 95472』